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久しぶりに友人の水戸晴真の食べっぷりを見た気がする。
「二ヶ月ぶりじゃね? こうしてメシ食うの」
「だっけ?」
せっかくもう少し店に居座れると思っていたのに邪魔をされ、僕の機嫌は少々悪かった。
でも、晴真と久々にファミレスに行くのも悪くないと思ったのも正直な気持ちだ。
そんな僕の複雑な心情を知ってか知らずか、晴真はハンバーグ二枚乗せとサラダ、フライドポテトにソーセージ盛り合わせ、それから大盛りライスを食べながら、スマホをいじっていた。
「相変わらず冷たぁ。ほら?」
今日のバイト後に来たラインの日付の前は、晴真の言った通り二ヶ月前だった。
「たまには連絡寄こせよ」
「学校で会ってるだろ? てか、おまえは僕のカノジョか」
「カノジョって言えば、好きひととはどうよ?」
僕は飲んでいたコーラーを吹き出しそうになった。
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