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地下鉄を利用するため、バスで地下道口まで乗り、降りたところでスマホが鳴った。
『エブロスタ社:本日の面接は中止になりました。ご了承ください』
ヒロシは、その陰でヘナヘナと座り、
(えー。どういう事だよー! 倒産しちゃえー!)
思わずスマホを投げかけたが、代わりにハンカチを投げた――
つもりで、ポケットに突っ込んだ。
気分はメチャクチャだった。
(気分転換に映画でも見よう……)
地下道へ下りていった。
途中にあるコンビニに入るためだ。
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