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私は部屋を飛び出す。
「姉ちゃん、兄ちゃん来てるよ。」椿に呼ばれる。
私は階段をかけ降りる。次を曲がると玄関だ。
私は角を曲がって、玄関に立っている一番一番大好きな人に飛び付く。
「まぁ、お嬢様ったら。」山吹さんがあきれている。
裕ちゃんはしっかりと私を受け止め、優しく抱きしめてくれる。
「お返事は?」裕ちゃんの問にキスで答える。
「おやおや、ぼっちゃま。我々は退散しましょう。」高山さんに連れられて椿は応接間へ。
「ありがとう。私、貴方がずっとずうっと好きでした。そして、これから永遠に貴方を愛します。
これでいいかな?」
裕ちゃんに聞いてみる。
「俺も永遠に月島あやめを愛します。」といって、キスをしてくれた。
ひょんなことから機械音痴な私が持ったスマホ。
まさか、その中のSNSが、私の五年後しの気持ちを叶えてくれるなんて。
ありがとう。私…。幸せになります。
完
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