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昨日は一人のおじいさんが帰って来ました。
肺炎で入院していたのですが、点滴も抜去してしまう。
食べものも飲み込めない。
病院では両手を柵に縛られていた。
息子さんが自由が大好きな父をこのままで
終わらせたくないと
退院させて
帰って来た。
母も昨年ここで亡くなった。
同じ所で看取りたいと。
体重30キロしかない。
囲碁が好きで、私は
いつもこてんぱんに
負けていました。
また、できたらいいのですが。
ここでは、自由に寝ています。
安心しているのでしょう。
施設では
点滴もできないから、
少しでも食べて
くれたらいいのですが、
朝10時に皆で
大好きなヤクルトを
飲ます試みをします。
拒否したら、
もう望みはないので。
亡くなるのを待つだけ
になります。
飲んで欲しい!
息子さんから
1日でも長く
生きて欲しいと
頼まれました。
最善を尽くします。
本人の希望は
全部叶えるよう
努力します。
という介護プランを
作りました。
最期の介護プランの
看取り説明と
サインを頂く仕事。
いつも辛い仕事です。
家族に別れを覚悟して
頂く瞬間です。
最期まで
お別れのその日まで
声かけたいと
思います。
『あんたの声は
うるさい!』
とまた言われるかも。
明日より
今日
今日を
生きて欲しい。
人が生きるとは
今日を
生きること
それが
全てです。
合掌
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