第1章

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…。 ……。 ………。 ………………………。 あれ…? 私…沈んだんじゃないの…? …。確かあの時、建造を再開するために呉海軍工厰へ向かっている途中で… シュー… 頭の中で魚雷の迫る音が…。 ズズズズズ… や…だぁ……。 ボカッ…ズガガ……。 やめてよおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 魚雷の先端が当たり、起爆する 船の薄い鉄板は、脆くも破壊され凄まじい轟音が伴って、海へと艦首から堕ちて逝く。 あっ…そっか……私沈んだんだった… 沈み逝く船体からは、沢山の泡が。 ごめんな…さい… 艦長さん… 次は、、、次こそは… 大和姉さん…先に逝くはね… 武蔵姉さん…向こうで待ってて…
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