第1章

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私は大和型・三番艦の航空母艦・信濃。 潜水艦の魚雷で沈み、何故か女の子になった模様。 …!!?? これはアレですか!? 俗に言う『異世界転生した空母が、女の子になって私TSUEEEしてた件』… なげえよ!!長文廃れてるわ!と葛藤する私。 木製のベットから上半身を起こして、周りを見渡すと、 仕事机の上に沢山の書類…望遠鏡に眼鏡…沢山の女の子のフィギィア等々。 私は仕事机の隣に立って、やたらニコニコしている着物の女の人に質問をした。 「あのぅ…ここは何処ですか?」 「あ…目を覚まされましたか。すいません気付きませんでした。」 その女の人は、ペコリと丁寧にお辞儀をして自己紹介を始めた。 「私は…ここ、呉鎮守府で提督の秘書艦を勤めます、鳳翔と申します。以後、お見知りおきを。」 「鳳…翔…さん…」 (この人が…日本で初めての航空母艦…) 『鳳翔』の名は、当時の呉港で乗員が言っていた。 鳳翔さんが顔を赤くしながら 「あ、あの時ボーッとしてて気付かなかったのは、今日の晩ごはんの献立を何にしようか考えてたので…///」 やべえ…かわゆす。。。 私がこのセカイに来てから、初めて話した瞬間だった。
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