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しばらく子豚Aが走ると、木の家が見えてきました。
ドンドンドン!ドンドンドン!!
子豚Aは必死に扉を叩きました。
子豚B
「は~い、誰?」
子豚Bは扉を開けました。扉が開くと同時に中に転がり込む子豚Aを見て子豚Bはビックリです。
子豚B
「兄貴どうした!?」
声をかけるも子豚Aから返事はありません。よく見ると子豚Aの舌はありません。
子豚B
「なんだ兄貴…腹減って自分の舌食べちゃったのか?馬鹿だなあ。ああ、俺も豚タン食いてえなあ」
呑気に話す子豚Bとは裏腹に、子豚Aは必死です。慌てて扉に手をかける子豚Aを見て、ようやく子豚Bは、これはただ事ではないと感じたのです。
そんな矢先、突然ゴオウと激しい風が木の家を襲い、家を吹き飛ばしてしまったのです。
子豚B
「な、なんだなんだ!?俺の家が!?」
突然家を吹き飛ばされた子豚Bはオロオロと動揺しました。そんなオロオロとする子豚Bの前には女が一人。その女はマッコでした。
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