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呑気に話す子豚Cとは裏腹に、子豚A、Bは必死です。慌てて扉に手をかける子豚A、Bを見て、ようやく子豚Cは、これはただ事ではないと感じたのです。
トントントン。
扉を叩く音に三匹は後退りました。
子豚C
「ど、どちらさま?」
マッコ
「私のスイーツを食べた盗人を狩りにきた者です。開けてくださーい」
子豚C
「そんな事言われて開けるわけねーだろ!?」
マッコ
「シュークリームあげますからあ」
子豚C
「え、本当に?わーい…って、引っかかるわけないだろ!?」
マッコ
「チッ…だったらその二匹の家みたいに吹き飛ばしてあげるわ!?」
マッコは呪文を唱え魔法でレンガの家を吹き飛ばそうとしました。しかし、丈夫なレンガの家はびくともしません。
マッコ
「クッ…盗人風情が小癪な真似を。もう一度!?」
マッコは再び呪文を唱えて魔法を使いました。しかし、レンガの家はびくともしません。マッコは何度も何度も魔法でレンガの家を吹き飛ばそうとしましたが、どうしても吹き飛ばす事ができません。
子豚C
「ど、どうだ!?こんな事もあろうかと、おいらはレンガの家を選んだんだ!?」
マッコ
「だったら…ほかの方法をとるまでよ!?」
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