三匹の子豚

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マッコがそう言うと子豚Cはニヤリと笑いました。家が吹き飛ばせないなら次は煙突から入ってくると考えていた子豚Cは、マッコが魔法を使っている間に暖炉に火をいれ、大きな鍋にお湯を沸かしていたのです。 子豚C 「鋼鉄の扉以外に中に入れるのはこの煙突だけ…さあ入ってこい!?鍋でじっくりコトコト煮込んでやる!?」 しかし、子豚Cの考えとは裏腹にマッコはいつまでも煙突から入ってきません。家の中にはグツグツと鍋の湯が煮える音とパチパチと薪が燃える音だけが鳴り響きます。 子豚C 「おかしいな…何故攻めてこない?それにしても…暑いな」 家の中はどんどん暑くなっていきます。いくら薪を燃やしているからといって、こんなに暑くなるのか…そう三匹は考えました。何よりいつまでもマッコが中に入ってこないのを気がかりに思った子豚Cは外の様子をうかがうため、扉に近付きました。 そしてドアスコープを覗こうと扉に手をつくと、ジュッという音と共に子豚Cは火傷をしてしまいました。 子豚C 「そ、そんなまさか…あの女、家に火をつけやがったのか!?」 マッコをじっくりコトコト煮込むはずだった子豚Cは、あまりの予想外の展開にオロオロしました。 子豚C 「これじゃまるでオーブンの中だ!?早く脱出しないと!?」
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