三匹の子豚

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そう言うとマッコは宙ぶらりんの子豚Cの首に短剣をあてました。 それを見た子豚Aは近くにあった木のオタマを手に持ち、炎へ飛び込み必死に走りました。 子豚A 「びゃめ"ろ"お"お"お"お"!?」 子豚Aは走ります。一生懸命に走ります。宙ぶらりんの子豚Cを助ける為に。 でも首に短剣をあてるのは恐ろしい魔女のマッコです。子豚Aの声は気にしません。サクッと子豚Cの首を切ってしまいました。 子豚C 「がほお!?ごぼごぼごぼ……」 子豚A 「びゃあ"あ"あ"め"え"え"え"ぼお"お"お"!?」 首を切られた子豚Cの血は、タラタラと鍋に落ちていきます。それをフンフンと鼻唄を奏でながら眺めるマッコに子豚Aはオタマを振りかざし飛びかかりました。 でも残念な事にオタマはマッコにとどきませんでした。マッコがどこからともなく大きなハンマーを取りだし、ハンマーで飛びかかる子豚Aの頭をゴンッと叩いたのです。 頭を叩かれた子豚Aは地面にドサリと倒れピクピクしています。 マッコは再びレンガの家を見ました。家の中では子豚Bが恐怖でロースを抜かしていました。 マッコ 「まあまあ、立てなくなっちゃったの?うふふ、それは好都合」
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