0人が本棚に入れています
本棚に追加
マッコはハンマー片手に燃えるレンガの家に歩きだします。そしてマッコは入り口の炎を消すためにゴオウと激しい風を巻き起こしました。
するとマッコも予期しない事がおこります。
突然家の中が真っ白になったのです。
そして次の瞬間には、ドッカーンと大きな音と共にレンガの家は木っ端微塵に吹き飛んでしまいました。
マッコ
「うわ~、びっくりしたあ」
どうやら長年の埃がマッコの魔法で舞い上がり、粉塵爆発してしまったようです。
マッコ
「あーあ、これじゃ子豚ちゃんは……ん?」
マッコは子豚Bも爆発と共に吹き飛んでしまったと思っていました。しかしどうでしょう。子豚Bは吹き飛んでいなかったのです。穴という穴から大量の血が流れていますが、見た目はほぼ無傷でした。
マッコ
「ふ~ん、ふっしぎー。バラバラになったと思ったけど…あ、でも死んじゃってるんだ。まあハンマー振る手間なくなったしいっか!」
そう言うとマッコは放置されていた古ぼけた荷車に三匹の子豚を積み込み、ヨイショヨイショと頑張って引き、我が家である古ぼけた館に帰っていきました。
最初のコメントを投稿しよう!