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あるところに三匹の子豚がおりました。三匹はそれはそれは仲良しでしたが、とても食いしん坊でした。親豚は三匹のあまりの食いしん坊ぶりに困りはて言いました。
親豚
「おまえたち!おまえたちは遊んで食べてばかりで私はカンカンです!これからは自立するために家を出なさい!自分の力で生活してみなさい!」
三匹の子豚
「えーーーーー!?」
三匹は否応なしに親豚に家を追い出されてしまいました。
子豚A・B
「くっそー!?あの豚めえ!?」
子豚C
「兄ちゃん達…親を豚呼ばわりなんて酷いなあ」
三匹の子豚はトボトボとあてもなく歩きました。次第に日も暮れ、辺りは暗くなり、更にはポツポツと雨が落ちてきました。
ギュルルルル~
子豚A
「はあ…腹減ったなあ」
子豚B
「だな~。ああ、チャーシュー麺特盛が食べたい」
子豚C
「おいらはスペアリブがいいなあ~」
お腹を空かせトボトボと歩く三匹。途方に暮れながら歩き続けていると子豚Cがあるものを見つけました。
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