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子豚C
「兄ちゃん達、あれ見て!?」
子豚A、Bは子豚Cが指す方を見ました。辺りは真っ暗…ですがよく目を凝らすとぼんやりと大きな影が見えます。
その影は大きな館でした。
子豚A
「今日はあそこに泊めてもらおう!?」
三匹は走りました。それはそれは速く走りました。
三匹はあっという間に館の前に到着。しかし、その館を見た三匹は驚きました。館はとても古ぼけていて、とても誰かが住んでいるようには見えません。それはさながら幽霊屋敷のよう。
子豚C
「兄ちゃん…本当にここに泊まるの?」
子豚B
「もうずっと誰も住んでなさそう。食べ物なんて絶対ないよ」
子豚A
「仕方がないだろ?兎に角、今日のところは雨風を凌げる場所が見つかっただけでも、ありがたいと思わないと」
三匹は恐る恐る扉を開けました。するとどうでしょう…中はそれはそれは綺麗に装飾された、立派な館でした。
子豚A
「こいつあ…驚いた」
子豚B
「これなら食べ物があるかもしれない!」
子豚C
「台所に行ってみよう!」
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