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「あー気持ち悪っ!!」
セルパがカラスの羽根を口元から、ぷっ!と吐き出した。
・・・こいつ、トコトン失礼な奴だなあ・・・!!
キィオはそう思うとセルパが吐き出したカラスの羽根を、脚でパッパッと埋めて「すいません」と頭を下げた。
「いまさっきから挙動不審なんだけど、大丈夫?」
「何でもないっす!!」
「本当っすかぁ?」「本当にですよ!」
キィオは冷汗をかいた。
「じゃあ、ちゃんとアライグマを親子ごと連れてこいよ!!
そこら辺のタヌキに細工して「アライグマで~す!!☆」とか差し出したら、俺の絶天狼抜刀牙が飛ぶからな!!
俺の鼻は世界一効くからな!!おめえがバックレても何処までも追跡するからな!!解ったか!!」
「は~~~~~い。」(低調に)
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