意地悪な恋人

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「ん~、もうちょっと……制服プレイを楽しませてくれ」  一応勤務中であるのに、晃司はとんでもないことを言いのけた。それも、とびきりの眩しい笑顔で。  大輔は呆れた先輩を、きちんと叱らなければならなかったのだろうが、晃司の笑顔があんまり愛しくて――魅惑的で、困った顔で恋人を見つめた。 (晃司さんには……敵わないなぁ……)  そんな目で見つめれば、恋人がどう感じるか大輔はまだ理解していない。  晃司が口の端を引き上げ、色っぽく笑む。 「またそんな顔して……大輔の方が……誘ってんだぞ?」  晃司が嬉しそうに言うから、大輔は赤い顔で抗議した。 「そ、そんなわけないでしょ! 俺が準備してるのに、晃司さんが邪魔ばっかするんじゃないですか!」 「……悪いお巡りさんだなぁ」  そう言った晃司は、悪くてとてもエッチな笑みを浮かべた。晃司のプレイの一環だと頭ではわかっているのに、大輔の下半身がカッと熱くなる。 「ん? なんだよお巡りさん、お巡りさんのくせに……Hなこと期待してんのか?」 「もう……なに、言ってんですか……」  抗議する声は小さくなる。制服の上から中心を撫でられると、それだけで少し膨らんだのが自分でわかった。当然晃司にもバレている。晃司がニヤニヤとその手を激しくした。     
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