意地悪な恋人

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 耳の穴に舌を差し入れ、晃司が誘惑する。晃司は大輔の返事を聞かず、制服のズボンのファスナーをゆっくり下し始めた。大輔は必死で晃司の手を掴んだが、その力はひどく弱い。 「ほんとに……ダメだって!」 「ウソつけ。嫌がってないくせに……エロいお巡りさんだなぁ」 「あぁっ!」  あっという間の犯行だった。晃司は大輔の前に跪き、器用にベルトを外して前をくつろげた。下着もずらし、飛び出した若い幹に目を輝かせる。 「……お巡りさんはHな上に、元気だな」  晃司が大輔を上目づかいで見上げ、右手で握った幹を頬張った。  大輔はいやらしすぎる景色にクラクラと眩暈を起こし、自分の下半身に埋められた晃司の後頭部を弱く掴んだ。 「し、信じられ、ない……変態ぃ……」  そう言いながらも、大輔は自分を愛撫する晃司から目を離せなかった。  晃司の口淫は巧みだ。窄めた唇で強く扱かれたと思ったら、先端を触れるか触れないかの微妙なタッチで舐められる。硬く尖った舌で裏筋を舐め上げられ、先端を強く吸われると一気に射精感がこみ上げた。  大輔の晃司の髪を掴む指に力が入った。 「晃司さん、イッちゃう……あ!」  今にも達しそうだったのに、それを見計らったように晃司が唇を離した。大輔の腰が無意識でカクカクと揺れた。 「え? なん、で?」     
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