自覚

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「ねえ、ほら見て……。君の中に、出入りしているよ」  リュドラーはあえぎながら、銀に輝く無機質なものが、自分の秘孔を押し広げるのを見た。ブルル、とリュドラーが体を震わせると、ティティはクスクス笑った。 「ふふふ。ねえ、もっとよく見て。こうやって、僕たちは犯されるんだ。命じられたものをここに受け入れて、快楽を得る。初日に後ろだけでイかされたろう?」  質問に答える余裕を、リュドラーは持てなかった。秘孔がヒクつき、奥が淫らにうごめいている。抜き差しされるたびに陰茎が震え、先走りをあふれさせる姿を見ながら、己の立場を実感するだけで精一杯だった。 「あっ、あ、は、ふ、くぅう」 「ふふ。かわいいよ、リュドラー」  幾度か抜き差ししたティティは、指を離した。 「しばらくはこれで、咥えるってことを覚えてもらう。この次はもっと長いものを使って、奥の訓練だ」  ごろりとティティは横になり、リュドラーの胸に円を描いた。 「すばらしい体つきだねぇ、リュドラー。いくら見ても飽きないし、触れたくさせる魅力があるよ」  ため息交じりの声を聞きながら、リュドラーはヒクヒクと動く真鍮の輝きを見ていた。触れられていないのに動くのは、秘孔が動いているからだ。  しばらくすると秘孔に小刻みな震えが走り、内壁が道具に吸いつくような動きをはじめた。 「は、ふぅ……、う、はぁ」  リュドラーの息の変化に気づいたティティが身を起こす。 「慣れたみたいだね。それじゃあ、もっと大きなもので、奥までしっかりほぐそうか」  甘いティティのほほえみに導かれ、リュドラーはティータイムだと呼ばれるころにはすっかり秘孔をトロトロにさせていた。
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