第一章
7/87
読書設定
目次
前へ
/
94ページ
次へ
椅子に座って本ばかり読む母は、種族の中でも高名な呪術師だった。 魔力の象徴とされる、二本の角は、その名を冠するように大きく荘厳だ。 そんな母は半年に一度は、村で行われる集会で講師に呼ばれる。 その時に、その村で住むダークエルフの王族も来ると言うと、 馬鹿でも凄い人なんだな、と思うだろう。 母は、俺の自慢で、誇りだった。 残念ながら、今のところ俺に角は生えていない。
/
94ページ
最初のコメントを投稿しよう!
7人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
27(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!