第一章

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 最近では家に投げ込まれた黒モチを、俺への嫌がらせだと知らずに食べて死にかけた。 何故食べたのかと後日問い詰めると、 「早く食べないと美味しくなくなるから」  と答えていた。  いくら机の上だからといって、机の上のものを散らかして転がっていたものを食べないで欲しい。 実際、齧った残りには机の上に置いてあった筆の墨が付いていた。 自分の体の弱さを自覚して欲しく思う。
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