番外編・ベッドに押し倒されました

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 それからレスターが動き出す。 「ふぁああっ、やぁああっ、ぁあああんっ」  何度も何度も突き上げてこすられて、それが気持ちが良いと僕は思ってしまう。  でも気持ちが良すぎてよくわからなくなってしまう。  そのまま僕がひたすら喘いでいるとレスターが深く僕を突き上げた 「やぁあああああっんんっ」  奥深くで熱い熱を感じて僕は、小さく震える。 「あっ……あっ……んんっ」  途切れ途切れの喘ぎ声しか出せない僕の唇にレスターがキスをする。  それは触れてすぐに離れて、僕に抱きつく。  耳のすぐ横にレスターの顔があって、小さくレスターが言う。 「愛してる、リーザ」 「僕もだよ、レスター」  そう僕は答えるとレスターの耳が嬉しそうに揺れた。  それを見て僕は、ちょっとしたイタズラを思いつく。  この耳をハムっとしたらどうなるのかと。  好奇心には勝てず、ほんの少し首を上げて、レスターの耳を唇で食んだのだが。 「うわぁあああっ」  焦ったようなレスターの声が聞こえて慌てて口を放した。  レスターは跳ねるように飛び上がって、驚いた顔をしている。  もしやレスターの特に感じるところだったのかと僕は思ったのだけれど、そこれレスターが、 「なるほど、どうやらリーザにはまだまだ余裕がありそうだな」 「え、えっと……」 「覚悟しろよ?」  どうやら僕はレスターの変なスイッチを押してしまったらしい。  レスターをさらに煽ってしまったらしい僕はその日は、初めてだったのにさんざんされてしまったのだった。
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