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僕は予習をしてくるって言っただけなのにと言い返そうとした所で、唇が重ねられた。
しかも舌が唇をを割って中に入り込んでくる。
舌が絡め取られて唾液のかき混ぜられる音がする。
深すぎるキスに頭が熱くなって何も考えられ無い。
気持ちが良いというのだろうか? 何だかぼんやりしてくるなと僕は思う。
暫くレスターに与えられる快楽をそのまま受け取っていると瞳に涙がたまる。
気持ちが良すぎて僕、泣いているのだろうかと思った。
やがて唇を離されて、レスターが僕を見て苦笑する。
「そんなに気持ちが良いか?」
「ふえ?」
「こんなに気持ちよさそうだとは思わなかったな。……これ以上感じさせるとどうなるのかが実に楽しみだ」
何となく不穏なことを言われた気がした僕だけれど、頭がよく働かない。
そのままレスターに耳に軽くキスをされて、首筋にもキスされる。
そこでようやく僕の手をベッドに縫い止めていたレスターの手が外される。
代わりに着ていたパジャマが脱がされていく。
上半身がはだけさせられてから、肌の感触を確かめるように胸の少し下のあたりを触られてから、胸の突起を片方摘まれる。
「ふうぁあっ」
「反応がいいな。丁寧にいじってやろう」
「ち、ちがっ、って、ぁああっ、やぁああっ、舐めない出ようぅ」
レスターの舌が僕の胸を舐めで転がす。
飴玉を転がすように、丁寧に味わうかのようにされて僕は、
「む、胸は……ふぇぇっ、ぁああああんんっ」
「可愛い声でリーザが喘いでいるから、これで良さそうだな」
「そうんなぁっ、やぁあああんっ」
僕がやめてって言っているのに可愛い声を出しているからと、レスターがやめてくれない。
しかも更にズボンの中に手を入れてきて僕の欲望を軽くしごく。
「ほら、こっちも喜んでいるじゃないか。リーザ、嘘はいけないぞ?」
「や、やだっ、両方は……ぁあああっ」
レスターが楽しそうにそう言って更に激しくしてくる。
その快感で体に力が入らなくて、側にあるシーツをギュッと握りしめて耐えるしかない。
やがて、散々されてしまった僕は達してしまう。
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