番外編・ベッドに押し倒されました

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 一気に虚脱感が襲ってきて、もう無理だと僕は思った。  なのにレスターは僕のズボンを下着ごと脱がして、足を曲げて左右に開く。  以前リルの買ってきたあの本で、何をどうするのかが学習済みだった僕は、これから何をされてしまうのかをすぐに理解した。 「レ、レスター」 「リーザに俺を気持ちよくして欲しい。だめか?」 「うう……もう好きにして下さい」  大好きなレスターにねだられたら僕だって……それに僕だって、レスターとしたい。  そう僕が思っていると僕の後ろの穴に何かをレスターが付けて、指でほぐしている。  クチュっという音が妙に生々しい音が耳に響いて緊張してしまう。  それから、暫くほぐしてから指が引き抜かれる。  その刺激だけで感じてしまう僕だけれど、 「リーザは感じやすいな」 「そ、そんな事はないよ」 「可愛いからそのままでいろ」  さっきから可愛い可愛い言われている気がする。  それが嬉しく感じてしまうのは、相手がレスターからだろうかと僕は思っていると、そこでレスターの欲望があてがわれた。  いつの間にかレスターも服を脱いでいる。  僕、さっきからぼんやりしすぎているなと思っていると、そのままずっとレスター僕の中に入ってきた。  熱くて大きいそれに、僕は震えた。  けれどそれが僕の奥深くまで入り込んで、レスターが囁く。 「全部入ったぞ」
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