episode225

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ソファーに組み敷き かき抱くようにしながら 「宝物ならなおさら――大事にしまっておかなきゃな?」 「アアンッ……!」 征司は僕を絶頂へと導いてゆく。 「くっ……いくっ……ンンッ……!」 最後の声さえ飲み込むように 乱暴なキスで唇を塞ぎ舌を突き立てて。 「ぐっ……アアッ……アアッ……!!」 窒息し溺れるように征司は激しく僕を突き上げた。 「ングッ……ンンッ……!」 達してしまうと苦しくて もう息ができない。 あと少しでも理性を失えば 征司の舌を噛みちぎってしまいそうだ――。 互いを殺しかねない そんな危険なところでようやく 「アアッ……くっ……!」 征司は僕の中に熱いモノを注ぎ込んだ。
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