episode225

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痙攣する足を抱え込むようにして 幾度かに分けたっぷり――。 「ウウン……」 ドクドクと脈打つモノを 僕の中から引き抜くと。 甘い言葉の代わりに 自由になった唇を征司は柔らかく啄ばんだ。 と――ちょうど事の終わりを見計らったように。 「どうぞ」 既に身なりを整えた薄井が前に出て征司におしぼりを手渡した。 「何ッ……?!」 それから己は僕の側に屈みこみ 持っていたもう一枚のおしぼりで僕の身体を拭い始める。 「おまえの専属だと言ったろ」 「えっ……?」 驚き半身起こした僕に 征司は悦に入った表情で告げる。
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