『KRUMMLAUF』

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「俺も、氷花君に出会えて良かったよ。又、一緒に遊ぼう」  俺達は、いつまでたっても、子供の部分を残している。男は成長しない生き物なのかもしれない。 「そうですね、遊びましょう」  俺が、家に入ろうとすると、慶松がドアを開けてくれた。 「おかえり。氷花」 「ただいま」  ここが、俺の帰る家で、俺の家族の住む家であった。どこに行っても、ここに帰って来よう。 COLLECTIONS 完
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