プロローグ

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とにかく、今はこれだけを思う。 ーー彼女を、昔の自分みたいにさせてはいけない。 「ねえ、ゼロ」 「ん?」 ゼロは異次元へ人を導く能力を持つと共にいくつか不思議な魔法を持っていた。 「私、小学生のあの子を助ける」 自分があの子に成りすましてやられていることを回避していけば、彼女は楽しい小学校生活を送ることができる。
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