プロローグ

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「お前に与える魔法は2種類だ。まず1つをかけておく」 そう言われ、瞬時私は光の輪に入る。 小さかった輪は次第に大きくなり、全身を包み込むようにして消えていった。 「これは何?」 「いろんな人物になれる魔法だ。赤ん坊から年寄りまで、人なら何でもなれる」 「成りすまし可能じゃない!」 「そのためにかけたんだがな」 次に2つめだ、と言われると頭が朦朧として体が崩れ落ちたのが分かった。
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