脳内コミュニケーションシステム上の一やりとり

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 「…。もしもし?わたしはどうすればいいのでしょうか?」 「…。」 「もしもし?もうあなたの魂は波打つ大地の一部となってしまったのでしょうか…。」 「…。」 「もしもし?わたしは…。ううん、ここからは、わたし自身が考えなければならないことなのね。 あなたの言う世界って、あなたの表現する世界って、わたしの思っている世界とはだいぶ違うもので、最初はその違いが気持ち悪かったけど、思えば、それぞれこの七色に輝く地球のいろんな地域に住むいろんな考え方や信仰を持った、さまざまな民族・宗教・国家・コミュニティの人たちがいて、さらに人間だけではなくて、あなたの言うように、大小さまざまな人間よりも多種多様な価値観を持った生き物たちが、この一瞬でその表情を変える地球の姿に合わさって、たかだか価値観の違いなんていうつまらない理由で争うことなどせずに、この未来への生命のつながりの輪を形づくっているのよね。」
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