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尾行がばれた2人はノゾムに病院の屋上に呼び出された。
「何してんだよ。お前ら。」
ノゾムが2人に問いかけた。
「何って...お前のことが心配だったからに決まってるじゃないか!」
ヤマトが即答した。
「仲間...だからか?」
ノゾムは力なく再び問いかける。
「仲間...だからだ!」
アキラはノゾムを真っ直ぐ見つめて言った。
「はは...心強いよ。ありがとう。」
「一体何があった?話してくれないか?」
アキラはノゾムに問いかけた。
「入院してるのは、オレの弟。ススムだ。」
ノゾムはどこか辛そうな表情で話を切り出した。
「あいつさ、昔っから身体弱かったんだけどさ、結構重い病気でさ。」
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