プロローグ

1/1
418人が本棚に入れています
本棚に追加
/297ページ

プロローグ

俺は夢を毎日見る。変だろうか? 良く寝てないから?眠りが浅いから? 全部違う。 俺は寝た時にもう一つの世界に行く。 夢の中だ。 それは意志を持って動く事が出来るし考える事もできる。温もりもあるし痛みもある。 何より夢だけど記憶に残り続ける。 夢は夢であって世界じゃないって思うだろうか? まぁそう思うだろうな。俺もこの事を初めて友人に話した時は笑われた。 だけど関係ない。 もう一つの世界は。 夢だと言うのに何一つ思い通りにはならないけど。 夢が溢れていたから。
/297ページ

最初のコメントを投稿しよう!