第一話『転生したらヤギでした』

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第四話『司令塔』 <チーターLv15が現れた> 「あー、こういうことかぁ」 私の耳に声が聞こえてきて、チーターが現れた。 「そして、戦闘開始ってことね」 と私は言った。 「ライオンさん、ライオンさん、早速で悪いんですけど、もう一回ビシッと炎吐いて頂いて、ビシっとやっつけていたただけないでしょうか?」 と私は丁寧にお願いした。さっきの最強の「獄炎 - ファイヤーブレス」を見込んでのことだった。同じように吐いてくれれば、一撃で倒せるんじゃないかしら。 「断る」 ビシッと断られた。 ライオンさんにビシっと断られた。 自信満々でビシっと断られた!! 「ホワイ?なぜに!!」 と私は食い下がる。 ここで断る意味なんて一ミリもないでしょ!! やらなきゃやられるのよ!!ここは戦場よ! 「疲れるんだよ、これ」とライオン氏の説明を頂いた。 「『疲れるんだよ、これ』!じゃないわよ!やられるわよ!!」 と私は猛抗議する。疲れと死はトレード出来るものじゃないでしょ!!一体どういう方程式がなりたってるのよ!! 「いま、俺頑張ったんだから、次はお前らがやれよ!」 cool系っていうか、王子系? めちゃくちゃ言ってるんだけど、筋は通ってる?     
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