第一話『転生したらヤギでした』

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あまりサブカルチャーに手を出さないタイプのようだ。 部活とかを一生懸命やっていたのだろうか? そこまで思って、詮索すると怒られそうだからやめた。 「勇者だったら、最初に村人にたくさん話を聞く、ということになりそうだけど、モンスターって何をすればいいのかしら」と私は考えた。 「喋れるモンスターを探すとか?」 サブカルチャーに詳しくないライオンが直感的にそう思ったのだろう。 ぼそりと言った。 「それだ!」 「それだ!」 私とへびくんは同意した。
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