第一話『転生したらヤギでした』

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第八話『しゃべる』 今後どうするかという話をしている、私達チーマキマイラ。 「喋れるモンスターを探すとか?」 サブカルチャーに詳しくないライオンが直感的にそう思ったのだろう。 ぼそりと言った。 「それだ!」 「それだ!」 私とへびくんは同意した。 「ライオンっち、それはかなりいい案だよ!」とへびくんが乗り出して、ライオンの意見を褒める。 「そうなのか?」 ゲームなどをやらないのか、イマイチシステムが分からないという表情をしているライオン。このシステム難しいよね?。少し変わってる。 「喋れるモンスターっているのか?」 と根本的質問をするライオン。 モンスターがペラペラ人語をしゃべらない方が一般的かな。 「いるだろうね」 と、へびくんが言った。 何か確信があったのだろう、即答に近いタイミングでへびくんは答えていた。 「なんで分かるんだ?そういうもんなのか?」 とライオンが聞く。 「ああ、それは簡単だよ!僕達が喋ってるから」 とニッコリ笑いながら、へびくんは言った! もちろんチロチロと舌は出ている。 それがチャーミングに見えてくるのが不思議なところだ。 「あ、ほんとだな」 とライオンが驚く。 そう私たちは来てからずっと喋っている。     
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