第一話『転生したらヤギでした』

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第三話『スキル』 「ふぅ?」とライオンが軽く息を吹いた。 確かにそんなんで、出るのかなぁ、と思うような軽い息だった。 ところがそれで正解だったらしい。 そう、私達キマイラのライオンが炎を吹いた。 辺りが火事になった。 もちろん、襲ってきていた、狼は炭になっていた。 「すごすぎでしょ・・・」 私は、素直におどろいた。 「マジか・・・」 とライオン氏は自分で出した炎に驚いている。 確かにこれがいきなりでたら驚く。 「これは凄いねぇ」 とマイルドイケメンのヘビも驚いてる。 「これは、無双の予感!」 と私は叫んだ!無双の使い方これであってるのかしら?こういう時には無双って言うのよね?俺TUEEEEE。まぁ俺じゃなくて、私なんですけど。私TUEEEEEE。 <ライオンさんのスキルが上がりました。「獄炎 - ファイヤーブレス」がLv2になりました> <ヤギさんにスキルがつきました。「天秤 - ライブラ」のLv1を覚えました。> <ヘビさんのスキルが上がりました。「蛇毒 - ポイズン」がLv2になりました> 「なんじゃこりゃー!!」 脳内に響き渡る声に、私はビビる。 女の子にこんな大声で話しかけちゃだめだって!!     
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