20人が本棚に入れています
本棚に追加
第三話『スキル』
「ふぅ?」とライオンが軽く息を吹いた。
確かにそんなんで、出るのかなぁ、と思うような軽い息だった。
ところがそれで正解だったらしい。
そう、私達キマイラのライオンが炎を吹いた。
辺りが火事になった。
もちろん、襲ってきていた、狼は炭になっていた。
「すごすぎでしょ・・・」
私は、素直におどろいた。
「マジか・・・」
とライオン氏は自分で出した炎に驚いている。
確かにこれがいきなりでたら驚く。
「これは凄いねぇ」
とマイルドイケメンのヘビも驚いてる。
「これは、無双の予感!」
と私は叫んだ!無双の使い方これであってるのかしら?こういう時には無双って言うのよね?俺TUEEEEE。まぁ俺じゃなくて、私なんですけど。私TUEEEEEE。
<ライオンさんのスキルが上がりました。「獄炎 - ファイヤーブレス」がLv2になりました>
<ヤギさんにスキルがつきました。「天秤 - ライブラ」のLv1を覚えました。>
<ヘビさんのスキルが上がりました。「蛇毒 - ポイズン」がLv2になりました>
「なんじゃこりゃー!!」
脳内に響き渡る声に、私はビビる。
女の子にこんな大声で話しかけちゃだめだって!!
最初のコメントを投稿しよう!