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-Uno side-
今の私の笑顔は紛れもなく本物。
そうさせてくれたのは、他の何でも誰でもなく目の前にいる彼。
もっと近くなりたい。そんな欲求が頭を、心を満たしていく。
宇「あの…敬語で話すの、やめませんか? 歳も、近いですし…。なんか、図々しくてごめんなさい…」
西「いえいえ、僕もちょうどそう言おうと思ってました。」
宇「本当に?」
西「本当に。じゃ、今からはタメ口で。おっけー?」
宇「はいっ。」
西「じゃなくて…?」
宇「…うん?笑」
西「よくできました笑 さ、食べよ?冷めちゃう。」
彼のそんな風に優しく話しかけてくれたり、微笑みかけてくれたり。
そんなところに惹かれていく。
これからのことなんて誰にもわからないけど、今彼といるこの時間だけは紛れもなく私のもの。
そんな大切な時間を無駄にしないように、一瞬一瞬を大切に生きていこうと思った。
________________________________________________END……?
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