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「すいません、今日は。久しぶりに会いに来てくれたのに」
少し息切れした彼が前にいる。追い掛けてくれた事に心が踊った。
「あ、いえ、大丈夫です」
「あの…番号教えてもらえませんか?」
少しだけ沈黙の後の彼のセリフに私はビックリする。
凄く嬉しい。ホントにこの人に恋してるんだと思った。
それから笑顔で手を振り帰る。
そして毎日レンくんと連絡する様になって休みの日に食事をすることになった。
「最近椿ちゃん嬉しそうだねー」
職場のカナさんがからかいながら話しかけてくる。
なのでレンくんとの話を少しだけした。
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