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そして待ちに待った食事の日!
私の最寄り駅で待ち合わせし電車で一時間半離れたとこに行く。
電車でも何を話そうと思ったがレンくんが気さくに話してくれて緊張も解れた。
向かった先は海がすごくキレイなとこだった。
そしてレンくんにエスコートされ海の近くの可愛らしい喫茶店で薬草の入ってるパスタを食べると二人っきりで食事をしている現状が急に恥ずかしくなり平常心を保つのに必死になった。
「薬草のパスタなんて食べた事なかったからホントにいい思い出になりました」
「それは良かったです。じゃあ行きましょうか」
食事を終え外にでる。
二人でベンチに腰を掛け海を見ていたら私の気になってる事を切り出してくれる。
「この前のお客さんは地方からわざわざ来てくれてるんです。
あの店の料理目当てに」
「私はレンくんの目当てに見えました。まあ若いしレンくんとも気が合いそうだからお似合いなんじゃない?」
最後の余計な言葉は勝手に出てしまった。
「あ、そういえば椿さんっておいくつですか?」
「私は26ですよ。レンくんは?」
「俺は22です。あのお客さんは同い年ですけど興味はありません」
年下なのに頼れそうなとこもあるし段々惹かれていってるのが分かった。
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