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「椿さんの事は何だか気になりました。地方から一人で来たみたいだし俺も一年前そうだったから。
それに年上は好きです」
ピリリリリリ ピリリリリリ
その時レンくんのスマホが鳴る。
謝って少し離れたとこで電話をしに行った。
一人でポツンと海を見てると
「一人ですか?」
三十代ぐらいの男性が話かけてきた。
「え?」
私はビックリしながら彼の顔を見る。
「いや、こんな誰も居ないとこに一人なんで大丈夫かなと…
あ、カフェの店員さんじゃないですか?俺週一回ぐらいモーニングに行ってるんですけど知りませんか?」
よく見ると私の勤務先に来るお客さんだった。
少し話が弾んだ頃にレンくんが戻って来る。
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