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そう言った瞬間、突然彼は私の両腕を掴みベンチに押し付けた。
「はあ?それどういう意味?」
本気で怒ってきた。私の腕が段々痛くなる。
「あ、いや…言い方が悪かったよ。レンくんの時はなんだか緊張しちゃって硬くなるって言うか…他の人は意識してないからベラベラ話せる感じで…
い、痛い」
彼はパッと腕を離し自分の手を見つめている。
「…嫉妬かな。
ごめん、そろそろ帰ろう。こんなに嫉妬するなんて俺どうかしてる」
正直ビックリしたけどまた会いたいのは変わらなかったから私は「気にしないで」と言い続けた。
「もう連絡したくないからそれでいいから。俺からはしないでおく」
と、言われ私達は別れた。そんな言葉を言われてショックを受けた。
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