1章 恋愛をさぼっていました。

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『俺、本当に遥のこと好きなんだ・・・なのに浮気して、ごめん』 へーほーふーん、本当に好きなら 普通は浮気なんて絶対にしないと思いますけど? 私は『浮気』の言葉や意味は知っていても 本当の意味では知らなかった。 リアルで体験すると、悲しすぎて胸が痛くて 惨めで辛いとか、色んな感情が生まれて。 彼氏に対して信用・信頼は宇宙の藻屑となり これ以上傷つきたくないと心にガッチリ、鍵を掛けた。 セキュリティも万全に・・・・・ 万全にし過ぎて、恋も愛もわからなくなり コッソリ、漫画と小説とネットを愛する残念女子に 立派に成長して適齢期を迎えてしまいました。
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