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グースカと小山君が正式に付き合ったのを確認した兄の翔太は
待ってましたと
まるで、マネージャーかと言わんばかりに
両家への挨拶やら、顔合わせやら、式場の下見まで取り仕切って進めた
勿論、黙って言うことを聞くグースカではないのでそれなりに抗議と抵抗はした
グースカは自宅のリビングで
「いくらなんでも早すぎる、心の準備が追い付かないよ、私の結婚だよ!?」
不満感満載で口を尖らせて言った
グースカ母も
「このまま、嫁に出すのはお相手に悪くて忍びないわ」
グースカ父は沈黙
それに対し、兄の翔太は
「じゃあ、どのぐらい時間があったら良くて、その時間で何ができる?」
あんたは、会社の上司か?とグースカは言いたいのを堪えた
私の結婚に対する作業効率向上を頑張るのは遠慮してくれ
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