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「あなた!!小学校の先生をやめると言うことは本当のことなのかしら!!あなたね!!いくらなんでも勝手すぎるわよ!!」
「オレは小学校の先生には最初から向いてへんかったんや!!」
「だから先生をやめると言うことなのかしら!!」
「ああそうだよ!!」
「それじゃあ、アタシたち家族はこの先どーやって生きて行けばいいと言うわけなのよ!!」
「そんなのは後で考える!!」
「あなた!!」
「ちょっとやめてよ!!」
この時、たまりかねたきよひこの母親がよしえにこう言うた後に、きよひこにこれから先どうやってゆくのよと言うたのでありました。
「きよひこ、あんた学校でイヤなことでもあったのかしら…きよひこ、あんたどうして突然学校の先生をやめると言うわけなのよぉ…そんなに学校の先生のお仕事がイヤなの?」
「オレには、学校の先生しかないと言いたいのかよ!!」
「何を言うているのよぉ…学校の先生のほうが初任給がサラリーマンの5倍の金額…」
「おい、もうやめい!!」
「あなた!!」
たまりかねた父親は、母親にこう言うた後に大きくため息をついてから困った表情で言いました。
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