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背の高い青年
公園から続く坂を下りると、背の高い青年が見え、突然駆け出して行くのが見えた。
私は、教会の方に軽やかに走り去って行く青年を見てあぁ良いなぁと心の中で思った。
強い風が吹いて、一瞬目を閉じてしまった。
あっ、どこに行っちゃったのだろう。
スタスタと、坂を下りると
足元に可愛いキャラクターのキーホルダーが付いた鍵が落ちていた。
私は、誰かに背中を押されたように駆け出していた。
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