学校セイフク!第一話「何者語」

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クラス会当日。カラオケがあるパーティールームではしゃぐ1年2組。面倒くさそうに隅に座っている静稀。 静稀(どうやってここから出ようかな…) チラリと視線を移すと楽し気な聖。 静稀(今の内かな) そっとパーティールームから出る静稀。だが廊下で桐吾と鉢合わせる。 桐吾「面倒くせぇ…って顔が言っているぜ?」 静稀「…君が絡んでこなければありがたいんだけど」 桐吾「そりゃ無理な相談だな。なぁに、部屋の中に戻しはしねぇよ。ちょっとばかし雑談してくれたらな」 静稀「他をあたってくれないか?」 桐吾「お前に頼んでいるんだ、設楽静稀」 静稀「(嫌そうな顔で)……」 静稀、桐吾の左隣に立つ。 桐吾「自己紹介はいるか?」 静稀「朽沼君だろ。朽沼桐吾」 桐吾「桐吾でいい。お見知りおきして頂いているとはうれしいね」 静稀「覚えさせられたからな(聖に教えられている場面を想像する)」 桐吾「そりゃ結構。でもお前がここに来るなんて意外だな」 静稀「来させられている」 桐吾「そのわりには嫌そうって顔じゃない。とりあえずこなしているみたいな顔だ」 静稀(何を考えているんだ?コイツ…) そこでパーティールームから1年2組のメンツが出てくる。 モブD「ホントに4組もここでクラス会してんの?」 モブE「マジマジ!面白い奴いるから呼ぼうぜ!」 モブ2人と鉢合わせる桐吾と静稀。モブ2人。 モブD「やぁ、朽沼と‥えっと…設楽君!」 モブE「疲れたの?」 桐吾「まぁな。それよか4組の連中がいるんなら呼んでこいよ」 モブE「おう!」
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