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モブ2人が立ち去った後、静稀がそのまま行こうとするのを桐吾が止める。
桐吾「まぁ待てよ。もう少し付き合え」
静稀「充分だよ。4組の連中も来るし」
桐吾「盛り上がりに乗じてトンずらか?だったら千金楽聖を召喚するぜ?」
静稀「(桐吾を睨みつけて)その召喚獣は卑怯だ」
桐吾「不思議な奴だな。周りと極力関わろうとしないくせに、関わらせてくる千金楽聖とは仲が良い。お前の人間性を踏まえると相反する相手なのにな」
静稀「僕もそう思う。とりあえず帰してくれ」
桐吾「手遅れだよ」
パーティールームから聖と丸川つくしが顔を出す。聖怒っている。
聖「何しているんですか静稀さん!また逃げようとして!」
桐吾「安心しろよ、しっかり捕らえてやったぜ」
静稀(やられた…こいつ聖に気づかせたな…)
つくし「何か用事があるの?」
静稀「そうなん」
聖「(さえぎって)違います、つくしさん。静稀さんはコミュ障ですから、すぐこういう場から離れちゃうんです」
つくし「聖ちゃん、設楽君と仲いいんだ」
聖「幼馴染ですから!」
桐吾「(静稀に小声で)うらやましい間柄だな」
静稀「ほっといてくれ」
そこに先程のモブDとモブEが4組の面々を連れて登場。等々力巌と瓜生空也もいる。
等々力はゴリラみたい外見、瓜生は中性的なイケメン。
モブD「やっべぇな等々力くん!さっきの細川たかしシビれた!」
等々力「そうか?はやりの歌じゃなくて申し訳なかった…」
モブE「いいっていいって!あれだけですっげぇ盛り上がるもん!」
モブF「等々力は見た目と合っているから様になんだよ!瓜生もそう思うべ?」
瓜生「そうだね」
モブD「2組にも聴かせてやってよ!」
等々力「よ、よし。やってみよう!」
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