メガネ学入門

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メガネ学入門

 世の中の男は二種類に分けられる。  メガネの似合う男と、そうでない男だ。  って、誰か言ってなかったっけ? 違った? 度が合ってるのと合ってないのだっけ?  まあ、いいや。  メガネっていいよね。  私が支配者なら、メガネの似合わない男は粛清するのになぁ。  そして、私の城にはメガネの部屋を作るの。  メガネ男子を住まわせるのよ。それも出来るだけ沢山。  うふふふふふ。あ、やべ、鼻血。  ここで大事なのは、お洒落メガネに用はないってことよ。  いい?繰り返すわよ?  お洒落メガネに用はないの。  金髪にピアス穴あけて、ズボンもだらしなくずらしたヤローが、なんかスカしたカラーフレームのメガネなんてかけていた日には、むしろ殺す。  超殺す。  メガネで殴り殺してやる。死ぬまで殴り続けてやるのよ。ぺちぺちと。  じわじわと減る体力。終わらない暴力。  そう、メガネで日光を集めるように、じわじわとね……。     
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