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一方、酒田のおっさんやミィナ達は、
森の入り口付近で、更なる異変にも対処できるよう待機している。
彼らは彼らで心配で落ち着きがない。
ミィナなどは、
性格上、自分から積極的に動いて事態を打破したい所だが、
流石に体調が回復してない事も自覚している。
何か、先へ行った者たちを援護できる手段はないものか・・・。
そう考えていると、
ミィナは後ろのマリアの様子がいつもと違う事に気づいた。
「ん? マリアさん、どうしたの?」
マリアは、一度ミィナに視線を返すと、
その後、サルペドンや酒田にもその表情を見せつけた。
戸惑っている風でも、何かをしたがっている風でもある・・・。
「酒田さん、ミィナさん、お願いが・・・。」
「え? なに? 言ってみてよ?」
「何でもやりますぜ!」
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