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すると如月君はびっくりしたようにこちらを見た
さっきの話は聞こえていなかったみたいだ
まあ、それもそうか
みつに抱きかかえられているからみつの耳元で話しているようなものだ
てててっと如月君が駆け寄ってきた
「黒嶺くん、どうかしたの?」
昨日とは打って変わってとても友好的な感じだ
好意的な人間に常に邪険な人間なんて少数なもんだ
「如月君が昨日親衛隊について少し話していたから詳しく話を聞きたいんだ。
このあと少し時間いいかな?」
如月君を味方につけてみつの親衛隊の情報をもらって
可能であれば接触するところまで行こうか
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