全てが終わったある夜の出来事

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 カチャカチャとベルトを外して、レオンのズボンからレオンの立ち上がりかけた欲望を取り出す。  しばしカノンはそれを怯んだように見て、すぐに意を決したように口に含んだ。  レオンの雄の臭いが口いっぱいに広がって、カノンはむせそうになる。 「カノン! 無理しなくていいから……」  けれどカノンはレオンのその声を無視して、レオンの欲望に、たどたどしく舌を這わせる。  その慣れていない様子のカノンにされているその刺激に、レオンも気持ちよさを感じてしまう。  その雰囲気に気づいたのか、カノンも気を良くしてレオンの欲望に舌を絡ませる。  けれどカノン良い様にされるのもレオンには悔しかったので、カノンの孔に背中から手も伸ばして、カノンの放ったほとばしりを塗りこもうとする。  つぷんとレオンの指がカノンの孔に入り込んだ瞬間、カノンは体を小さく振るわせた。  それでも負けてなるものかとレオンの欲望にカノンは必死になって、舌で愛撫する。  そんなカノンの様子を楽しみながら、レオンは指を動かしてほぐしていく。  二本目まではカノンも耐えられるようだった。  けれど三本目を入れた瞬間、カノンはレオンの欲望から口を話しかける。  勝った! ……そうレオンは思ったのだが、すぐにカノンはそれを再開する。  けれどもうそろそろ良いかなという程度にほぐしてレオンが指を引き抜くと、 「……ぁあああんっ」  耐え切れずカノンがレオンの欲望から口を離した。  慌ててもう一度含もうとするカノンに、レオンは、 「もう良いからさ」 「でも……」 「代わりにカノンが自分で入れてくれないか? 俺も手伝うから」 「……分った」  そう恥ずかしそうに頷いて、カノンはレオンの欲望をまたいで、レオンの欲望を自分の孔にあてがおうとする。  けれど上手く行かず、 「……レオン」 「まったく……ここだよ」 「あ……」  熱い欲望が孔に触れた感覚があり、カノンは体を震わせて声を上げた。  けれどそのままでいるわけにもいかないので、少し腰を落としてみる。  ぬちゅっと、熱い杭が入り込む感触にカノンは震えて、それ以上動けなくなる。 「レ、レオン……できないよぅ」 「仕方がないな。ほら……」 「やぁああん、やぁ……触らな……ひうぅ」  カノンの欲望にレオンの手が触れて、カノンは力が抜けてしまう。  そして自分の体重がかかり、ずぶりとレオンの欲望を受け入れる。
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