全てが終わったある夜の出来事

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「カノン……俺もだよ」  そう答えて、レオンはカノンにキスをする。  それだけでカノンは快感を感じてしまい体を震わせる。  そんなカノンに気づいたレオンがすぐに唇を放して、意地悪く問いかけた。 「やけに感じやすいカノン」  けれどそこでカノンは優しげにレオンに微笑んで、 「不安がなくなったから。思う存分レオンを求めてもいいかなって」  そう照れるように笑うカノンに、レオンはもう耐えられなかった。  そのままレオンはカノンをベッドに押し倒して、何も考えられずただただ貪るようにカノンを突き上げる。 「カノン、カノン……俺のカノン!」 「レオン、レオン……愛してる!」  お互いが答えるように言葉を発する。  そしてカノンもレオンも夢中でお互いを求めて……気づけば朝になっていたのだった。
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